小宮信夫先生の講演会に行ってきました

　立正大学の小宮信夫先生の講演会に行ってきました。先生のご専門は「犯罪機会論」。犯罪を”どんな人が起こすのか”でなく”どんな場所で起きるのか”という視点から分析しています。今、学校や町会などで広がっている「地域安全マップづくり」も、小宮先生の提唱によるものです。

　私は新聞記者時代に、子どもの安全対策に関連して小宮先生に取材させていただいたことがあり、その御縁もあって今回、ご案内をいただきました。講演会では、仰天お宝映像もあり、小宮先生の新たな一面をみせていただきました。立正大学は区内に立地し、先生方もさまざまな分野で専門家として区政に関わってくださっています。行政と大学が互いの力を生かしあう関係作りも進めていきたいと思います。

立会川環境美化運動

　立会川環境美化運動に参加しました。地元の住民の方々と行政が協力して毎年実施している美化運動。

　現在立会川では高濃度酸素溶解水を使った水質浄化実験を始めたところで、その成果を見るのも、今回参加した目的の一つでした。海水を採取して酸素を溶かしこみ、川の上流から流すことでプランクトンを発生させ水質を浄化するという実験です。今のところ、かなり手ごたえはいいようです。

　立会川がうまくいけば、我が家の近くを流れる目黒川の浄化にも弾みがつくかもしれません。まずは実験のなりゆきを見守りたいと思います。

本会議

　本会議が開かれました。第２回定例会、最終日。最終日の本会議は、各委員会で審議した議題について、採決です。国会のような乱闘もなく、粛々と数時間で終了しました。

あべカフェ

　「あべカフェ」開きました。どうも、個人演説会って堅苦しい。もっと肩の力を抜いて、少人数で語り合える機会は作れないか・・・というわけで思いついたのが、「あべカフェ」です。月１回、週末に区議会での活動を報告したり、質問を受けたり、よもやま話をしたり。申込みも参加費も不要（コーヒー代は各自で）で、気が向けばふらりと寄ってもらえれば・・・。

　今回は自宅近くのゲートシティ大崎のコーヒーショップで試験的に実施してみました。ほとんどアナウンスしなかったわりに、７人の方にご参加いただいて、６月議会のご報告を中心に楽しいひと時を過ごしました。でも、少ない時はいいのだけれど、人数が多くなると席が確保できないし、ほかのお客さんの迷惑になるかも。貸し切りにすると申し込みが必要だから”気軽さ”から遠のくし。ん、難しいな。失敗しながらアイディアが沸くのを待ちましょう。とりあえず、９月末ごろにまた、実施する予定です。

男女共同参画委員会

　民主党東京都連の男女共同参画委員会に行ってきました。女性議員が増えてきたといっても、まだまだ東京のほとんどの市区町村議会では２割程度。品川区議会でちょうど４分の１です。生活に密着した地方議会で、女性議員がもっともっと増えてほしいし、女性が選挙に出にくい様々な背景を一つ一つ、見直していく必要もあるとも思います。

　ところでこの日、久しぶりに再会したある議員さんから「最初に当選したころと、雰囲気が変わった」と言われました。私自身、議員になる前となんら変わったつもりはないのですが、最近時々、「変わった」「貫禄がついてきた」と言われます。貫禄っていわれてもねぇ・・・確かにちょっと太ってきたけど・・・知らないうちに、偉そうになってきたのかしらん。気をつけなきゃ。

行財政改革特別委員会

　行財政改革特別委員会が開かれました。今回のテーマは、契約事務の概要。品川区も入札方法はいろいろと試行錯誤をしています。昨年度から金額の大きい工事では電子入札を導入し、本年度から対象となる案件を拡大しました。金額だけでなくさまざまな要素からベストな落札者を選ぶ総合評価制度も始まっています。とはいえ、件数の多い物品契約や委託契約では、８割以上が随意契約。透明性を高めていくことが課題です。

　・・・とここまでは誰でも言える。実際にそれを実現するにはどうしたらいいのか？国や他の自治体の実態は？もっと勉強しなくちゃ。

建設委員会

　建設委員会が開かれました。今回は、都が廃止を計画している小規模・老朽都営住宅と、区が新たに野球場として整備する品川南ふ頭公園（東品川５丁目）の現状を視察してきました。このほか、地下鉄中延駅第一駐輪場廃止とそれに伴う利用者の振り分けなど２件の議案と２件の請願を審議、東急目黒線地下化に伴う土地利用計画など８件の報告を受けました。

６月議会

　６月議会が開会。一般質問をしました。区議会第２回定例会が開会しました。２１、２２日に本会議があり、一般質問と議案の提出、陳情等の振り分けが行われます。その後２５、２６日の常任委員会（私は引き続き建設委員会所属です）で担当分野を審議。２７，２８日に特別委員会（今回は行財政特別委員会に所属しています）があり、７月４日の本会議で採決等を行います。

　さて、以前にも書いたように、品川区議会では一般質問をする機会は多くありません。年間４回の定例会で１０人ずつくらいが質問に立ち、議員は４０人ですから、年間１〜２回です。本会議での質問は委員会での審議に比べれば少々セレモニー的で傍聴するには面白みに欠けますが、公式答弁の重みというのはやはり貴重なので、私は力を入れまくります。というわけで、今回、鼻息荒く質問したのは次の４点です。。

□犯罪被害者等への支援策について…犯罪や交通事故などの被害にあわれた方やそのご遺族の方々が日常生活を取り戻せるよう、自治体としての支援策を検討するよう求めました。

□次世代育成支援について…ひとり親家庭への支援やオアシスルームの今後の展開、障害のあるお子さんの放課後対策事業、家庭安心センターのトワイライトステイ事業の位置づけなどについて聞きました。

□福祉サービスへの民間参入について…訪問介護大手の「コムスン」事件を受けて、民間の福祉サービスを行う事業所に対する区としての指導監督体制などについて質問しました。

□教育再生会議と品川の教育改革の方向性について…国の教育再生会議に対する品川区教委の受け止め方と、区の教育改革に対する影響などを聞きました。

　答弁内容のご報告は、改めてご報告いたします。ビデオを見ながらまとめなくちゃ。「区議会ニュース」という形で、リーフレットも作りたいと思っています。なんか、やることいっぱいあるな。なお、私の質問と区側の答弁は、品川ケーブルテレビで２６日（火）午後９時〜９時４５分と、３０日（土）午後３時〜３時４５分に放映されます。ぜひ見てくださいね！

伊藤学園の開校記念式典

　小中一貫校・伊藤学園の開校記念式典がありました。今春、区内２校目の小中一貫校として開校した伊藤学園の開校記念式典がありました。開会の際の、学年の区切りと同じ４・３・２の鐘の音。児童・生徒たちの決意に満ちた言葉。そして伊藤博文公ゆかりの校門のいわれ。どれもがしっくり結びついて、新しい伝統を作っていこうという意欲を感じました。これから、どんな学校に育っていくのでしょうか、楽しみです。

　施設設備面で私が気に入ったのは、「グリーンシアター」。校庭の片隅の木立の中に、野外授業ができるようにベンチが置かれています。私が以前暮らしていたポーランドでは、「クラクス先生」という長く愛読されている児童文学があるのですが、クラクス先生の授業は野外が中心。アメリカで教育を受けた経験のある同僚の石田慎吾区議によると、アメリカでも天気のいい日は外で授業、なんてことがよくあるそうです。お弁当だって外で食べれば何倍もおいしい。まして授業が外であれば・・・ワクワクしませんか？

　グリーンシアターが品川の小学校の標準装備になるように働きかけてみようかしら。って、単なる自分の趣味なのかな。まずは伊藤学園での使い勝手を聞かなくてはね。

例大祭

　品川神社の例大祭が盛大に行われました。私の住む北品川は、品川神社の神域です。そしてこの週末は、品川神社の例大祭。町会の主だった方々も、この日に向けて忙しく準備を進めてきていました。

　この町に移り住んできて６年目。当初は、大崎駅前の高層マンション群の中を御神輿が威勢よく通り抜けていく風景に、本当にびっくりしました。でも、この風景こそがこの町の財産なのだと思います。古くからこの町に住む人たちが大切に守り育ててきた文化を、マンションに移り住んできた若い世代にもオープンにし、新旧入り乱れて御神輿を担ぐ。ね、いいでしょう？　私の息子も小学校入学を期に、山車を卒業して子ども神輿に回りました。親ばかの私は一緒に子ども神輿を担ぎ、その後１週間筋肉痛に悩まされました・・・。

　さて、お祭りの本体の方は、今年は親王殿下誕生奉祝ということで、大神輿の渡御がありました。中神輿でもすごく大きいのに、大神輿ったらやたら巨大で迫力満点！この週末、夫が福岡と札幌に出張だったので、息子と２人で見に行きました。よく見ると、担いだり仕切ったりしている人たちの中に、見覚えのある顔がちらほら。区議さんたちも、なんだか議場にいるより何倍も生き生きとして見えました（まあ、議場で生き生き見える人は珍しいけれど）。大神輿ってすごく重そうですが、担ぎ手も大勢いて、おしくらまんじゅう状態になっているので、重いというよりも押されて息ができないのが苦しいんですって。