品川区議会議員・あべ祐美子のブログです
Posted by あべ祐美子 - 2007.03.14,Wed
今日は、いよいよ教育費です。このご報告はとっても長くなりそうです。教育費については、予算書に出ているほとんどすべての項目で、確認したいこと、要求したいこと、提案したいことがいっぱい。教育委員会側の答弁時間も含めて20分間という大変限られた時間の中で何を選ぶか、本当に迷いました。
中でも、学校選択制の結果、抽選によって行きたい学校に行けなかったり、兄弟が同じ小学校に通えなくなってしまうケースさえあることについての教育委員会の考えについて取り上げました。私の自宅近くには小中一貫の日野学園がありますが、公立の学校でありながら3月まで就学先の小学校が決まらないでいる親子の表情、さらには、お兄ちゃんは無抽選で入学した学校が突然人気校になったために下の子が同じ学校に入れないかもしれないといった不安にさらされている親子の悩みは、傍らで見ていても辛いものがあります。とはいえ、一律に兄弟枠を設けるということでは、公平性の面で疑問が残ります。そうしたジレンマを、教育委員会としてはどれだけ認識しているのかを問いました。実は教育委員会としても問題意識としては持っており、現状のまま突っ走るつもりではなさそうです。もっとも矛盾の大きそうなケースにのみ適用できそうな制度設計を、工夫していくことになりそうです。
それから、私がとても大切にしている「特別支援教育」の分野では、子ども達一人一人に配慮した個別支援計画をどの範囲で作っていくのかという、少々技術的な質問をしました。新年度から実施される「就学支援シート」と就学相談の関係については委員会で質問しきれなかったので、委員会終了後に教育委員会に確認。シートの記載内容が直接就学相談につながるわけではないとのことですが、その運用については新年度以降も注目したいと思います。
それから・・・五反田文化センターの改修に伴って、新たなプラネタリウムが導入される計画については、強い疑問を投げかけました。現在のプラネタリウムの年間入場者数年間5000人に対して、運営費は680万円。新たな機械を入れれば、機種にもよりますが数億円はかかるとのこと。近年人気の星空投影機を各学校に配置した方が教材としては使いやすいし、お台場の科学未来館にも立派なプラネタリウムがあります。教育委員会の答弁では「本物の感動を与えたい」とのことですが、それなら本物の満天の星にかなうものはありません。姉妹縁組をしている早川町から山を一つプレゼントしていただいたことですし、「行っちゃった方が、早いんじゃないの?」というのが私の考えです。
とはいえ新年度の教育予算、昨年の本会議の一般質問で私が強調した「幼稚園・保育園・小学校の連携」という視点が、随所で取り入れられ(私が取り上げたからという理由だけではないでしょうが)、その意味ではいい方向に行っているな、と感じています。ふぅ、長いご報告でした。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
中でも、学校選択制の結果、抽選によって行きたい学校に行けなかったり、兄弟が同じ小学校に通えなくなってしまうケースさえあることについての教育委員会の考えについて取り上げました。私の自宅近くには小中一貫の日野学園がありますが、公立の学校でありながら3月まで就学先の小学校が決まらないでいる親子の表情、さらには、お兄ちゃんは無抽選で入学した学校が突然人気校になったために下の子が同じ学校に入れないかもしれないといった不安にさらされている親子の悩みは、傍らで見ていても辛いものがあります。とはいえ、一律に兄弟枠を設けるということでは、公平性の面で疑問が残ります。そうしたジレンマを、教育委員会としてはどれだけ認識しているのかを問いました。実は教育委員会としても問題意識としては持っており、現状のまま突っ走るつもりではなさそうです。もっとも矛盾の大きそうなケースにのみ適用できそうな制度設計を、工夫していくことになりそうです。
それから、私がとても大切にしている「特別支援教育」の分野では、子ども達一人一人に配慮した個別支援計画をどの範囲で作っていくのかという、少々技術的な質問をしました。新年度から実施される「就学支援シート」と就学相談の関係については委員会で質問しきれなかったので、委員会終了後に教育委員会に確認。シートの記載内容が直接就学相談につながるわけではないとのことですが、その運用については新年度以降も注目したいと思います。
それから・・・五反田文化センターの改修に伴って、新たなプラネタリウムが導入される計画については、強い疑問を投げかけました。現在のプラネタリウムの年間入場者数年間5000人に対して、運営費は680万円。新たな機械を入れれば、機種にもよりますが数億円はかかるとのこと。近年人気の星空投影機を各学校に配置した方が教材としては使いやすいし、お台場の科学未来館にも立派なプラネタリウムがあります。教育委員会の答弁では「本物の感動を与えたい」とのことですが、それなら本物の満天の星にかなうものはありません。姉妹縁組をしている早川町から山を一つプレゼントしていただいたことですし、「行っちゃった方が、早いんじゃないの?」というのが私の考えです。
とはいえ新年度の教育予算、昨年の本会議の一般質問で私が強調した「幼稚園・保育園・小学校の連携」という視点が、随所で取り入れられ(私が取り上げたからという理由だけではないでしょうが)、その意味ではいい方向に行っているな、と感じています。ふぅ、長いご報告でした。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
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