行政視察

　建設委員会メンバーとして大分県と福岡県に行政視察に行きました。

　大分では、民間が運営する水族館を視察し、運営について説明を受けました。徹底した顧客志向の経営姿勢は、水族館運営にとどまらず、区全体にとって学ぶところが大きいと感じました。

　北九州市では、バリアフリーのまちづくりや、旧長崎街道の街並み保存がテーマ。品川区にも、旧東海道という貴重な歴史的遺産があります。地元でもまちづくりの取り組みが行われていますが、今後どのような姿を目指していくのか、いろいろと考えさせられました。

　福岡市では、住民によるまちづくりを行政が支援するためのさまざまな方策や成果について学びました。品川区でも、住民が自らの地域でまちづくりを考えていこうという機運が広がっています。
　視察を通して、まちづくりについて学んできたことは、本会議での一般質問にも取り入れることにしました。

　ところで、議員になる前には、「議会の行政視察」というと大名旅行のようなイメージがあったのですが、現地では路線バスで移動するなど、意外（？）に堅実で安心しました。さらなる経費削減の余地も無くはないと思いますが、むしろ、１回の視察の中でさらに得るものを多くするにはどうしたらいいか、学んだ内容をどれだけ区政に役立てていけるかを考えた方が、前向きな気がします。