品川区議会議員・あべ祐美子のブログです
Posted by あべ祐美子 - 2007.11.26,Mon
犯罪被害者週間中の11月25日(日)、犯罪被害者等の支援に関わるいくつかの団体が、東京都内で大会を開き、私もそのうちの2ヵ所を駆け足でのぞかせていただきました。どちらもあまり長時間いられたわけではないのですが、遺族の方々はじめ関係者の方々の声から、多くの示唆をいただきました。
私も今年6月の本会議の一般質問で、自治体レベルでの犯罪等被害者への支援体制をつくるよう品川区に対して求めました。答弁では一定の理解を得たものの、肝心の私がきちんとフォローできていない状況で、これではいかん!と自分を巻き直すために大会に行ったのです。
補償制度等の経済的支援、被害直後の生活支援、財源、遺族の方々の思い、少年法、少年審判、事件被害と事故被害、自治体でできること。さまざまなキーワードがまだ私の中で整理できていません。大切なのは、私自身がどう動くか。
・・・まだ考えがまとまらないので、これ以上書けません。恥ずかしながら、今日はここで終わります。
私も今年6月の本会議の一般質問で、自治体レベルでの犯罪等被害者への支援体制をつくるよう品川区に対して求めました。答弁では一定の理解を得たものの、肝心の私がきちんとフォローできていない状況で、これではいかん!と自分を巻き直すために大会に行ったのです。
補償制度等の経済的支援、被害直後の生活支援、財源、遺族の方々の思い、少年法、少年審判、事件被害と事故被害、自治体でできること。さまざまなキーワードがまだ私の中で整理できていません。大切なのは、私自身がどう動くか。
・・・まだ考えがまとまらないので、これ以上書けません。恥ずかしながら、今日はここで終わります。
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Posted by あべ祐美子 - 2007.11.26,Mon
11月21日に品川区議会の第4回定例会(定例会は年4回。つまり今回が今年ラストです)が始まり、22日の本会議で一般質問をしました。
質問項目は、大きく4項目。①品川区の政策形成のあり方について②防災のまちづくりについて③保育制度の充実について④学校教育の充実について、です。
【品川区の政策形成のあり方について】では主に、行政とコンサルティング会社のかかわりについて聞きました。コンサルティング会社との委託契約は本年度18件で計約1億6000万円。10年前と比べ、額面で10倍以上に膨れ上がっているそうです。こうした実態は、予算書や決算書からはなかなか読み取れません。コンサルティング会社を使うな、とはいいませんが、使い方に何らかの指針と事後検証が必要なのではないかと指摘させていただきました。このテーマが議会の質問に上がったのは、多分はじめて。問題意識はきちんと伝わったようです。今後、それをどう形にしていくか・・・。
【防災のまちづくりについて】は、防災の話。品川って実は、耐震基準を満たさないような木造住宅が密集し、消防車が入れないような細い路地がたくさん残っているんです。区も、さまざまな形で耐震補強の促進策を打ち出してはいるんですが、個々の住宅を耐震化しても、密集の問題は解決しないんですね。だから、耐震化だけでなく、密集の解消にも知恵を絞るべきではないかと、リバース・モーゲージとか賃貸あっせんとかいくつかの手法を挙げながら質問しました。技術的には難しい面も多いとは思いますが、高齢者福祉とまちづくり事業を連携させることができればいいなあ、というのが私の発想です。
【保育制度の充実について】では、保育園の需給のミスマッチを軽減し、安心して育児休業を取りやすくするため、保育園の随時入園や認証保育所利用者の経済的負担の軽減を提案しました。また、パート勤務等フルタイムでないために保育園に入りにくい共働き家庭のための、新たな保育の受け皿を検討することを求めました。随時入園そのものは少々難しいようですが、問題意識は伝わった様子。それ以外の項目も、意外なほど区側は前向きに受け止めてくれましたように感じました。
【学校教育の充実について】では、品川区独自の小中一貫教育の充実のために先生の配置を手厚くすべき、とか、せっかく独自カリキュラムを研究・実践しているんだから、研究の核となるセンターを構想すべきだ、といった観点から区教委側の考えを聞きました。センターについては、区教委もいずれは、と考えているようです。あと、小中学校や幼稚園、保育園の校庭・園庭の芝生化についても質問し、できるところから部分芝生化を考えていきたい、とのことでした。
今回の私の質問は、以上です。議員になって1年余りの間に暖めていたテーマ、何度となく関係者にアイディアをぶつけながら練っていった提案など、かなり欲張って盛り込みました。1つでも2つでも芽が出て、また皆さまに経過報告ができればいいな、と思っています。
質問項目は、大きく4項目。①品川区の政策形成のあり方について②防災のまちづくりについて③保育制度の充実について④学校教育の充実について、です。
【品川区の政策形成のあり方について】では主に、行政とコンサルティング会社のかかわりについて聞きました。コンサルティング会社との委託契約は本年度18件で計約1億6000万円。10年前と比べ、額面で10倍以上に膨れ上がっているそうです。こうした実態は、予算書や決算書からはなかなか読み取れません。コンサルティング会社を使うな、とはいいませんが、使い方に何らかの指針と事後検証が必要なのではないかと指摘させていただきました。このテーマが議会の質問に上がったのは、多分はじめて。問題意識はきちんと伝わったようです。今後、それをどう形にしていくか・・・。
【防災のまちづくりについて】は、防災の話。品川って実は、耐震基準を満たさないような木造住宅が密集し、消防車が入れないような細い路地がたくさん残っているんです。区も、さまざまな形で耐震補強の促進策を打ち出してはいるんですが、個々の住宅を耐震化しても、密集の問題は解決しないんですね。だから、耐震化だけでなく、密集の解消にも知恵を絞るべきではないかと、リバース・モーゲージとか賃貸あっせんとかいくつかの手法を挙げながら質問しました。技術的には難しい面も多いとは思いますが、高齢者福祉とまちづくり事業を連携させることができればいいなあ、というのが私の発想です。
【保育制度の充実について】では、保育園の需給のミスマッチを軽減し、安心して育児休業を取りやすくするため、保育園の随時入園や認証保育所利用者の経済的負担の軽減を提案しました。また、パート勤務等フルタイムでないために保育園に入りにくい共働き家庭のための、新たな保育の受け皿を検討することを求めました。随時入園そのものは少々難しいようですが、問題意識は伝わった様子。それ以外の項目も、意外なほど区側は前向きに受け止めてくれましたように感じました。
【学校教育の充実について】では、品川区独自の小中一貫教育の充実のために先生の配置を手厚くすべき、とか、せっかく独自カリキュラムを研究・実践しているんだから、研究の核となるセンターを構想すべきだ、といった観点から区教委側の考えを聞きました。センターについては、区教委もいずれは、と考えているようです。あと、小中学校や幼稚園、保育園の校庭・園庭の芝生化についても質問し、できるところから部分芝生化を考えていきたい、とのことでした。
今回の私の質問は、以上です。議員になって1年余りの間に暖めていたテーマ、何度となく関係者にアイディアをぶつけながら練っていった提案など、かなり欲張って盛り込みました。1つでも2つでも芽が出て、また皆さまに経過報告ができればいいな、と思っています。
Posted by あべ祐美子 - 2007.11.17,Sat
16日(金)の昼、区立日野学園の5年生が図工の授業で、学校近くの再開発地”アートヴィレッジ大崎”内の彫刻作品を鑑賞。私も一緒に見学しました。アートヴィレッジは、今年3月にオープンしましたが、こうした学校の授業で鑑賞するのは初めてのことです。
大崎駅方向に向かって、赤い帽子が長く伸びたユニークな小人の像が立っているのに気付かれた方も多いと思います。あれは「グローイング・ガーデナー」という作品で、実際に作者が現地を訪れてビルの高さを確認しながら作品の大きさを決めたんですって。
また、山本橋の脇にある大きなピーマンは、単なる彫刻ではなく、ビル風を和らげるための防風装置の役割を果たしている(というか、ピーマン型の防風装置)と聞いてびっくり。そのほかにも、歩く人に反応する不思議な作品、一般には公開されていないマンション居住部分の彫刻など、管理組合のご厚意でさまざまな作品を一つ一つ解説していただきました。普段は立ち入り禁止のビルの屋上にも上らせてもらい、秋晴れの空の下、自分たちの学校やまちを眺めることもできました。子どもたちが一番楽しんでいたのは、ガラスの上を歩くと歩行に反応して光の波紋が広がる作品だったかな。
今、大崎では急速に再開発が進み、風景が大きく変わっています。古いものを大切にする気持ちも持ち続けていたいけど、今の子供たちにとっては新しい町の風景が故郷の風景です。地域を愛する第1歩は、地域を知ること。自分の生活圏にある作品を、その背景も含めて知ることも、その一つだと思います。
そんな思いから、この授業のアイディアだしをさせていただきましたが、実際に授業を実現させたのは、日野学園の図工の芦川先生(ご自身も彫刻家です)や校長先生の熱意、そしてアートヴィレッジの管理組合の方々のお力です。この町には、子どもたちや地域のためのためにがんばっちゃう大人が大勢いる、このこともまた、本当にうれしかったのでした。
大崎駅方向に向かって、赤い帽子が長く伸びたユニークな小人の像が立っているのに気付かれた方も多いと思います。あれは「グローイング・ガーデナー」という作品で、実際に作者が現地を訪れてビルの高さを確認しながら作品の大きさを決めたんですって。
また、山本橋の脇にある大きなピーマンは、単なる彫刻ではなく、ビル風を和らげるための防風装置の役割を果たしている(というか、ピーマン型の防風装置)と聞いてびっくり。そのほかにも、歩く人に反応する不思議な作品、一般には公開されていないマンション居住部分の彫刻など、管理組合のご厚意でさまざまな作品を一つ一つ解説していただきました。普段は立ち入り禁止のビルの屋上にも上らせてもらい、秋晴れの空の下、自分たちの学校やまちを眺めることもできました。子どもたちが一番楽しんでいたのは、ガラスの上を歩くと歩行に反応して光の波紋が広がる作品だったかな。
今、大崎では急速に再開発が進み、風景が大きく変わっています。古いものを大切にする気持ちも持ち続けていたいけど、今の子供たちにとっては新しい町の風景が故郷の風景です。地域を愛する第1歩は、地域を知ること。自分の生活圏にある作品を、その背景も含めて知ることも、その一つだと思います。
そんな思いから、この授業のアイディアだしをさせていただきましたが、実際に授業を実現させたのは、日野学園の図工の芦川先生(ご自身も彫刻家です)や校長先生の熱意、そしてアートヴィレッジの管理組合の方々のお力です。この町には、子どもたちや地域のためのためにがんばっちゃう大人が大勢いる、このこともまた、本当にうれしかったのでした。
Posted by あべ祐美子 - 2007.11.12,Mon
10月29日~31日の3日間、建設委員会の行政視察で北海道に行ってきました。
初日は函館市。函館駅前の土地区画整理事業やバリアフリー化などについて市役所の方から概要説明を受け、現地を視察しました。すっきりと整理された駅前は、品川の密集地を見慣れた目には新鮮でした。同時に、大正時代に建築された旧函館市分庁舎を再生・整備、市民交流の場として使っている建物を視察しました。函館には、歴史的な建築物がたくさんあり、その景観を守りながら再生、活用しています。振り返ってみると、品川にも旧東海道品川宿の町並みなどたくさんの歴史的な遺産があります。それらを大切に維持・再生して後世に残していく努力がもっともっと必要であると感じさせられました。
2日目は、札幌近郊の江別市に移動し、河川防災ステーションを視察しました。このあたりは、石狩川と千歳川が合流し、大水害が頻発していた地域です。品川でも目黒川の氾濫など治水対策は大きな課題。ただ現地に行ってみると、たとえば石狩川の堤防と堤防の間はなんと900m。その規模の違いにただただ圧倒されました。
3日目は、恵庭市で、駐車場・駐輪場基本計画および交通バリアフリー基本構想について説明を受け、現地を視察しました。印象的だったのは、駐車場・駐輪場基本計画の策定プロセスです。利用者の立場からの提言を求める意味から、素案策定メンバーは一般市民の方々。しかも21人の委員中、高校生が5人も入っているんです。これには、提言を受け取った市長さんもびっくりしたとのことでした。
というわけで、今回の視察の成果は、11月の本会議一般質問の内容にも盛り込むつもりです。それにしても・・・小学1年生の息子を残しての2泊3日の視察は、少々後ろ髪ひかれるものもありました。すまいるスクールへのお迎え、その他お世話になったみなさまがた、ありがとうございました。
初日は函館市。函館駅前の土地区画整理事業やバリアフリー化などについて市役所の方から概要説明を受け、現地を視察しました。すっきりと整理された駅前は、品川の密集地を見慣れた目には新鮮でした。同時に、大正時代に建築された旧函館市分庁舎を再生・整備、市民交流の場として使っている建物を視察しました。函館には、歴史的な建築物がたくさんあり、その景観を守りながら再生、活用しています。振り返ってみると、品川にも旧東海道品川宿の町並みなどたくさんの歴史的な遺産があります。それらを大切に維持・再生して後世に残していく努力がもっともっと必要であると感じさせられました。
2日目は、札幌近郊の江別市に移動し、河川防災ステーションを視察しました。このあたりは、石狩川と千歳川が合流し、大水害が頻発していた地域です。品川でも目黒川の氾濫など治水対策は大きな課題。ただ現地に行ってみると、たとえば石狩川の堤防と堤防の間はなんと900m。その規模の違いにただただ圧倒されました。
3日目は、恵庭市で、駐車場・駐輪場基本計画および交通バリアフリー基本構想について説明を受け、現地を視察しました。印象的だったのは、駐車場・駐輪場基本計画の策定プロセスです。利用者の立場からの提言を求める意味から、素案策定メンバーは一般市民の方々。しかも21人の委員中、高校生が5人も入っているんです。これには、提言を受け取った市長さんもびっくりしたとのことでした。
というわけで、今回の視察の成果は、11月の本会議一般質問の内容にも盛り込むつもりです。それにしても・・・小学1年生の息子を残しての2泊3日の視察は、少々後ろ髪ひかれるものもありました。すまいるスクールへのお迎え、その他お世話になったみなさまがた、ありがとうございました。
Posted by あべ祐美子 - 2007.11.12,Mon
第3回定例会が9月20日から10月19日まで行われ、このうち、10月2日から15日まで決算特別委員会が開かれました。18年度決算の分野別の審議で私は、毎日質問に立ちました。事前に少しずつ準備をしていたとはいえ、審議の合間を縫って翌日以降の質問を固めていくのはとっても大変でしたが、良い勉強にもなりました。以下、私の主な質問内容です。
2日(歳入・議会費)
区民保養所の利用者が伸び悩み赤字が拡大していることから、区民保養所の在り方や運営委託契約方法等の改善を要望▽郵政公社民営化に伴うポストの道路占有料徴収について質問▽本人以外からの戸籍証明申請に関する本人通知を要望
3日(総務費)
職員互助会への補助金の考え方について▽期日前投票所を主要駅に設けるよう要望▽区の政策立案能力とコンサルティング会社利用実態について質問
4日(民生費)
民生費における不用額の割合と過去10年間の区予算に占める民生費の構成割合の推移について質問▽障害児放課後生活サポート事業廃止の背景と今後の対策について▽認証保育園への利用者補助を要望
5日(衛生・産業経済)
小児夜間診療のシステム変更について質問▽不妊治療相談の拡充を要望▽ものづくり産学連携事業に関連して、大崎駅周辺再開発における大学等との連携の可能性について質問
9日(土木)
点字ブロック設置の基準と総合的なバリアフリー計画の必要性について▽自転車走行帯の設定を要望
10日(教育)
学校栄養職員の負担軽減のため学校調理員の活用を要望▽日本語指導NPOへの支援拡充を要望▽五反田文化センター改築で設置予定の音楽ホールの機能について質問
前向きな答弁を得たもの、そうでないものいろいろですが、実現が近づいてきたら改めて、ご報告いたします。
2日(歳入・議会費)
区民保養所の利用者が伸び悩み赤字が拡大していることから、区民保養所の在り方や運営委託契約方法等の改善を要望▽郵政公社民営化に伴うポストの道路占有料徴収について質問▽本人以外からの戸籍証明申請に関する本人通知を要望
3日(総務費)
職員互助会への補助金の考え方について▽期日前投票所を主要駅に設けるよう要望▽区の政策立案能力とコンサルティング会社利用実態について質問
4日(民生費)
民生費における不用額の割合と過去10年間の区予算に占める民生費の構成割合の推移について質問▽障害児放課後生活サポート事業廃止の背景と今後の対策について▽認証保育園への利用者補助を要望
5日(衛生・産業経済)
小児夜間診療のシステム変更について質問▽不妊治療相談の拡充を要望▽ものづくり産学連携事業に関連して、大崎駅周辺再開発における大学等との連携の可能性について質問
9日(土木)
点字ブロック設置の基準と総合的なバリアフリー計画の必要性について▽自転車走行帯の設定を要望
10日(教育)
学校栄養職員の負担軽減のため学校調理員の活用を要望▽日本語指導NPOへの支援拡充を要望▽五反田文化センター改築で設置予定の音楽ホールの機能について質問
前向きな答弁を得たもの、そうでないものいろいろですが、実現が近づいてきたら改めて、ご報告いたします。
Posted by あべ祐美子 - 2007.08.08,Wed
東京23区の議員を対象とした”特別区議会議員講演会の、本年度第1回のテーマは”都区財政調整制度”。聞きなれない言葉ですが、要は、税収を都と特別区がどんな割合で分け合うかという仕組みです。ただ、一般の県と市町村の関係と異なるのは、特別区が最近まで「基礎的自治体」とされてこなかったこと、そして特別区の中でも一部の区に膨大な税収があるためバランスを調整する必要があることです。で、その配分については都と特別区の間に、長い長い攻防の歴史があるわけですが、区の立場からいえば「区は基礎的自治体として、責任を持って地域密着の仕事をするんだから、ちゃんとその分の費用は区に渡してね」となります。
話は飛びますが、新聞記者時代、東京都心の小中学校の建物は地方都市と比べても随分老朽化が目立つことを不思議に思っておりました。このことと都区財政調整制度が直接関わるかどうかは、私にはまだ分かりません。けれども、今後建替え期を迎える学校施設の改築費用をどう捻出するかは、財政調整制度の大きな課題の一つになっているそうです。区民だって都民です。区と都が机上の数字で争うのでなく、住民にとって最も納得できる最適解を見つける努力をしなくては・・・。
それにしても、2時間講演を聞いただけでは、恥ずかしながら分からないことだらけ。今回書いた短い文章の中にも、誤解があるかもしれません。お気づきの点があればご指摘下さい。
話は飛びますが、新聞記者時代、東京都心の小中学校の建物は地方都市と比べても随分老朽化が目立つことを不思議に思っておりました。このことと都区財政調整制度が直接関わるかどうかは、私にはまだ分かりません。けれども、今後建替え期を迎える学校施設の改築費用をどう捻出するかは、財政調整制度の大きな課題の一つになっているそうです。区民だって都民です。区と都が机上の数字で争うのでなく、住民にとって最も納得できる最適解を見つける努力をしなくては・・・。
それにしても、2時間講演を聞いただけでは、恥ずかしながら分からないことだらけ。今回書いた短い文章の中にも、誤解があるかもしれません。お気づきの点があればご指摘下さい。
Posted by あべ祐美子 - 2007.07.29,Sun
参院選投・開票日でした。参院選の投・開票が行われ、民主党は選挙区で40議席、比例区でも20議席をいただいて、結党以来初めて参議院で第1党の座につかせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいなのですが、公職選挙法では選挙の御礼をHPに書いてはいけないらしい。(候補者本人でなければいいのかな?難しい法律だ)。ともあれ、東京選挙区では、大河原雅子、鈴木寛の両候補がダブル当選を果たしました。
また岡山では、大学の先輩でもある姫井ゆみこさんが自民党の片山虎之助・前参院幹事長に挑み、快勝。姫井さんには、昨年の私の選挙に応援に来ていただいたこともあり、今回の結果は個人的にもすごくうれしいです。比例区では、五反田駅頭で応援演説をさせていただいたフィンランド出身のツルネン・マルテイ議員が2度目の当選を果たしました。ツルネンさんとはこのとき初めてお会いしたのですが、その人柄の素晴らしさに感銘を受けました。
選挙の結果は、スタートラインです。民主党が”政権を取らせてみてもいい政党”なのかどうかは、これからの民主党の政策・活動を通して皆様にご判断いただくわけです。私もまた、区議会議員としての立場で、職責を全うすべくがんばりますので、引き続き応援よろしくお願いします!
また岡山では、大学の先輩でもある姫井ゆみこさんが自民党の片山虎之助・前参院幹事長に挑み、快勝。姫井さんには、昨年の私の選挙に応援に来ていただいたこともあり、今回の結果は個人的にもすごくうれしいです。比例区では、五反田駅頭で応援演説をさせていただいたフィンランド出身のツルネン・マルテイ議員が2度目の当選を果たしました。ツルネンさんとはこのとき初めてお会いしたのですが、その人柄の素晴らしさに感銘を受けました。
選挙の結果は、スタートラインです。民主党が”政権を取らせてみてもいい政党”なのかどうかは、これからの民主党の政策・活動を通して皆様にご判断いただくわけです。私もまた、区議会議員としての立場で、職責を全うすべくがんばりますので、引き続き応援よろしくお願いします!
Posted by あべ祐美子 - 2007.07.19,Thu
しながわ光林荘の視察に行ってきました。先週の箱根、伊東に続く、保養所視察第2弾。日光のしながわ光林荘の視察に行きました。ここは、区立小学校の林間学校で使うことが主目的ですので、保養所といってもちょっと性格が違い、教育委員会の管轄となります。広大な敷地に常設テントが張られ、施設もしっかりしています。食事もなかなかの豪華版で、私の小学生時代とはまるで違う。「野外=粗食」という図式は、ここでは成り立たないようです。テントに寝泊りしなかったり、野外調理をしない学校もあるとのこと。
”集団生活”に重きを置くか、”野外体験”に重きを置くかは学校ごとの判断、というのが教育委員会の説明でした。それは確かに一理あります。でも、せっかく日光まで行って”野外体験”を満喫しないのはやはり勿体無い。”集団生活”だけならもっと近場でも、区内でだって可能なわけです。学校の近くで集団生活をしながら毎日小学校に通う”通学合宿”をしている自治体だってあります。
現代の品川の子どもたちにとって必要な体験とは何なのか?
”集団生活”に重きを置くか、”野外体験”に重きを置くかは学校ごとの判断、というのが教育委員会の説明でした。それは確かに一理あります。でも、せっかく日光まで行って”野外体験”を満喫しないのはやはり勿体無い。”集団生活”だけならもっと近場でも、区内でだって可能なわけです。学校の近くで集団生活をしながら毎日小学校に通う”通学合宿”をしている自治体だってあります。
現代の品川の子どもたちにとって必要な体験とは何なのか?
Posted by あべ祐美子 - 2007.07.12,Thu
民主党東京選挙区からは、現職の鈴木寛・参院議員と、新人の大河原雅子さんが立候補。初日の朝は、手分けをして公営掲示板(選挙が始まると各候補者のポスターがずらりと並ぶ掲示板です)にポスターを張ることから始まります。
余談ですが、自分が昨年、初めて選挙に出るまでは、掲示板に誰がポスターを張るのかなんて考えてもみませんでした。これ、基本的には自力なんですね。でもあの掲示板、品川区内だけで300ヶ所以上あります。東京都全域だと何万ヵ所あるんだろう?それを一枚一枚手作業で張るわけですから、ものすごく大勢の人手が必要です。ポスター貼り一つとっても、選挙というものが、いかに大勢の人たちの力で成り立っているかがわかります。
余談ですが、自分が昨年、初めて選挙に出るまでは、掲示板に誰がポスターを張るのかなんて考えてもみませんでした。これ、基本的には自力なんですね。でもあの掲示板、品川区内だけで300ヶ所以上あります。東京都全域だと何万ヵ所あるんだろう?それを一枚一枚手作業で張るわけですから、ものすごく大勢の人手が必要です。ポスター貼り一つとっても、選挙というものが、いかに大勢の人たちの力で成り立っているかがわかります。
Posted by あべ祐美子 - 2007.07.11,Wed
区立保養所の視察に行ってきました。品川区は、宮城野温泉箱根荘、伊東温泉品川荘、日光しながわ光林荘という3つの区立保養所を持っています。今日は新人議員研修の一環として、箱根荘と品川荘の2カ所を視察してきました。
箱根荘は、施設は少々古いものの手入れが行き届き、特に広い芝生の庭は小さなお子さんのいるご家族連れにはもってこいの環境ではないかと感じました。伊東の品川荘は施設も新しく、食事も盛りだくさん。さらに、車椅子のまま入ることの出来る浴場があり、高齢者や体の不自由な方も温泉を楽しめます。
いずれの施設も近年の利用者減少、それに伴う赤字の増加に悩んでいますが、それぞれの施設の良さをきちんとPRする努力がもっと必要なのではないかと思いました。視察先では、各施設の概要や利用者の推移等の説明もありましたが、業務委託の考え方、区が保養所を持つことの意味など考えさせられました。それぞれ年間1億円をつぎ込んでいるだけに、これらの区民の財産を今後どうしていくかは、議論が必要です。
箱根荘は、施設は少々古いものの手入れが行き届き、特に広い芝生の庭は小さなお子さんのいるご家族連れにはもってこいの環境ではないかと感じました。伊東の品川荘は施設も新しく、食事も盛りだくさん。さらに、車椅子のまま入ることの出来る浴場があり、高齢者や体の不自由な方も温泉を楽しめます。
いずれの施設も近年の利用者減少、それに伴う赤字の増加に悩んでいますが、それぞれの施設の良さをきちんとPRする努力がもっと必要なのではないかと思いました。視察先では、各施設の概要や利用者の推移等の説明もありましたが、業務委託の考え方、区が保養所を持つことの意味など考えさせられました。それぞれ年間1億円をつぎ込んでいるだけに、これらの区民の財産を今後どうしていくかは、議論が必要です。
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